LONGSTOX / HOW TO USE STOCK SCREENER
米国株スクリーナーの使い方:条件を重ねる前に問いを決める
株式スクリーナーは、明確な調査課題を一つ決め、対象銘柄、データ日、リターン期間をそろえた上で、その問いに必要な最小限の条件を使います。LongStoxは現在取引中の米国株を、会社名・ティッカー、業種、時価総額、10・30・90・180・250取引日の騰落方向、直前252取引日高値からの距離、正のPER範囲または正のフリーキャッシュフロー利回り、252日年率換算変動率で絞り込みます。結果は調査候補であり将来リターンの順位ではありません。必要な指標が欠ける銘柄は、その条件ではゼロ扱いせず除外されます。
最小限の条件を選ぶ前に問いを書く
例えば「フリーキャッシュフロー利回りが正で変動率が低い大型株」を探すなら、規模・評価・変動率の条件を選びます。見慣れた銘柄だけが残るまで条件を足し続けません。条件追加は対象母集団を変え、結果を見た後の閾値変更は選択偏りを強めます。先に問いと閾値を記録し、結果が空なら一条件ずつ緩めます。
各指標を実際の定義に結び付ける
LongStoxはETFを除外し、現在の品質基準を通過した取引中の株式を対象にします。時価総額は最新利用可能な上場証券の米ドル値、PERは時価総額を過去12か月純利益で割り、条件は正の値だけを使います。FCF利回りは直近年度FCFを時価総額で割ります。52週位置は最新終値と直前252取引日高値を比較し、変動率は直近252日の日次リターンを年率換算します。リターン期間は調整後終値と完了取引日を使います。
結果を答えではなく検証リストにする
結果は選択した一指標で並び、表示は最大100社です。非表示銘柄がゼロまたは劣後とは限りません。2~4社を同じ基準で比較し、10-K・10-Q・8-Kで事業、財務、重要事象を確認します。低PERは利益のピークや高いリスクを反映する場合があり、高値に近いこともトレンド継続を意味しません。スクリーナーは調査範囲を絞るだけで、企業調査の代わりではありません。
確認チェックリスト
| 確認する項目 | 読み解き方 |
|---|---|
| 調査課題 | 結果を見る前に問いを決める。 |
| 対象銘柄と日付 | 対象範囲・データ日・期間を確認。 |
| 指標の定義 | 規模・評価・過去位置・変動率を区別。 |
| 欠損値 | 欠損はゼロにせず該当条件から除外。 |
限界と反例
現在の取引中銘柄スナップショットを使い、上場廃止会社を含まないため、生存者偏りのない過去検証には使えません。価格、企業行動、財務指標は修正される場合があり、財務指標の報告期間も異なることがあります。全市場順位、リターン予測、銘柄推奨、投資助言ではありません。
情報源と確認先
調査・教育目的の情報であり、証券の推奨や個別の投資助言ではありません。過去の実績は将来の成果を示すものではありません。
